概要・特徴

*長商デパートの概要*

本校のモットーである「士魂商才(心は高く身は低く)」とは実学を尊び、礼儀を重んずることであり、これを具現化しているのが伝統的行事「長商デパート」です。長商デパートの事業内容は、年1回行われる「大売り出し」です。「大売り出し」は、明治35年9月「第1回物品販売」が販売実習として行われたのが起源です。その後、大正5年11月「第1回全国名産品実習販売」が行われました。戦争のため中断しましたが、昭和21年に再開され、昭和26年形態を会社組織に改め、名称も「模擬株式会社長商デパート」としました。地域の皆様からは「長商デパート」と親しまれております。長商デパートは本校生徒と職員を株主として運営されています。私たちは、「単に販売の実習だけでなく、企業計画・実施・統制に至るまで、年間を通じて商業学習の実践の場」としています。第79回(平成15年)から「長商生の笑顔とまごころで創る日本一のデパート」を基本テーマにし、御来店していただくお客様に長商生にしかない「真の笑顔とまごころ」をお届けしていきます。

 


*接客7大用語*

・いらっしゃいませ

・はい かしこまりました

・申し訳ございません

・おそれいります

・少々おまちくださいませ

・お待たせいたしました

・ありがとうございます

 


*長商デパートの特徴*

長商デパ-トの特徴は、まず一つとして”学校の中に会社組織がある”ということです。仕入れから販売(営業)・経理・人事・会場・宣伝・サ-ビス・用度等全ての運営を生徒が主体的に実践する貴重な体験学習の場であり、流通の仕組み、仕入れ商品をより多く声をからして売り尽くす販売努力や、利益を出すことの難しさ、尊さ。さらには、お客様第一の満足いく販売サ-ビス、各売り場や係員のチ-ムワ-クの大切さ、等々。勤労感・職業観を培う絶好の場であるといえるのです。

 


*長商デパート組織図*

模擬株式会社長商デパートは以下のような組織で運営しています。